新規のお客様にまた来店して欲しい。
そんなのみんな願っててるわい!
でもね、時には自分がご新規さまになって、他所を体験してみると、見えてくるものもがあります。
今日は、私が「また行こう」と思った、魚屋さんの話です。
こんにちは!
ちびフェスプロデューサーのさとうゆきです。
頑張る小さなお店のオーナーさんを応援したく、寄り添い系のブログを書いています。
お店をされている方って、基本時間にそんな余裕ない印象(私はなかった。。。)
お休みの日もやることたくさん。顔を出したい、仲良しのお店もたくさん。
なかなか新しいお店に行くってこと、少ないのではないでしょうか。
ということで、私が代行取材!←お節介120%
お節介ついでに、新規のお客様の気持ち(?)が少しでも伝わったらいいな〜と思います。
では行ってみよう!
初めてはドキドキ
週末は食材を1週間分買い出しに行く我が家。
食べたいものによって、行く場所(店)を3ヶ所くらい決めて、毎週ローテーションしています。
そのうちの一つ、横浜の南部市場。
たまたま行ったその日は土曜日でした。
毎月第2・第4土曜は、普段一般には開放していない水産仲卸棟の、一般開放を行っています。
タイミング合って、その日初めて訪れました。
入り口どこ?からのドキドキスタート。
初めての場所って、色々分からない。入り口も分からない。もしかしたら、ここ独自のルールがあるのかもしれない。
みんなそんな感じではないでしょうか?
その水産棟もそんな感じ。だって普段は一般客相手にしていないからね。余計にその辺はぶっちゃけ雑。
でもそれがまた良いのですよね。
朝8時〜10時までというタイトな開催時間。私が行ったのは終わり頃だったの、それほど混雑もしていませんでした。
ぐるっと一周回ってみたものの。。。
正直、魚も値段も差はない。
市場だからさ、魚の鮮度はどれも良さそう。
魚の目は、世の中を見すぎて擦れてしまった私たちのようには濁っておらず、みんな透き通っている。
このお魚さんたちは、きっと嘘つかないだろうな。もう、そんな目。
では、お値段は?
一般客相手だからね。お値段もそんなに差はない。
さー困った。どこで買う?
魚が欲しいのは事実。でもどこで買って良いのか分からない。
その時の私の心境は。。。
- クーラーボックスは持ってきたけれど、鮮度の良いうちにワタ抜いてくれると助かるな。
- 臭うのいやだから、家での生ゴミは減らしたい
- キッチン汚れるから、鱗ももちろんとってもらいたい
- あ、でも市場だから処理なんてしてくれないよね。。。
- ちょっとの購入でも大丈夫だよね??
考える。主婦は色々考える。
そして、初めて来た場所だと、それを聞くのもちょっと気が引ける。結構気が小さいんで。
そんな時に聞こえてきた、呼び込みが元気なお店。
元気な声が聞こえる。そして何だか人も多い。
近付いてみると、鮮度の良さそうな魚が並んでいる。気さくにおじさん(定員)も声をかけてくれる。
おじさん:「これは煮付けにしたら美味いよ〜!」
おじさん:「処理もできるから、何でも言ってね〜。一匹からでいよ〜」
私:(まじ?)
私:「じゃ、このキンキと金目お願いしまーす!」
ちなみに、キンキか金目かで悩んでいたけれど、せっかくなので両方買いました。そんなもんです。
そして、またこちらのお店に来よう!と思ったのでした。
最後は人で決める
分かってはいても、改めて実感しました。
モノもサービスも ありふれている現代。
この市場のように、正直素人には見た目では商品の差も分からないし、値段にも差がない。
(仲買さんや、プロの料理人の方なら、分かるかもしれないけれど)
そんな時、私は何で「買う!」そして「またここに来る!」と決めたかというと
それは、私の心の声が聞こえちゃったのかな!?って思うくらい、店員のおじさんが、一番かけて欲しい一言をかけてくれたこと。
それと、他の定員さんも、みなさん気さくだったこと。
他のお店はね、やっぱり市場の普段の接客なのかもな。という感じだった。
だって、プロの方が買い付けに来るのに「魚おろしますよ」なんて言わないでしょ(笑)
一般客がどっとくる月2回は、きっと面倒なのかもしれないなーともね。
全部のお店に、一般客対応して欲しい!と言いたいのではなく…
一般客も今後相手にしてくれるのなら、
私のような甘っちょろいこと考えている主婦の気持ちが分かって、親切にしてくれるお店が嬉しいなと思うし、
そういうお店には、また行きたいなーってったのでした。
まとめ
初めてのお客様は、色々緊張している。
お店のお作法もわからない。
そのお客様が何を考えていそうか、お客様の気持ちになって考える。そして、声をかけると。。。
私のような単純な客は、しっぽを振って、お店になつきます。
そして、勝手に宣伝してくれます。
↓↓↓↓↓↓
南部市場、こちらのお店は超おすすめです。
まーね、このお客様の気持ちになるっていうのが超絶ムズイのですよね。
お互いがんばりましょうね!
以上、魚屋潜入取材でした!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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