こんにちは。
ちびフェスプロデューサーのさとうゆきです。
私ね、3ヶ月間 ブランディングデザイナーのテリコさんの元で、「ブランドを発掘する」というプロジェクトに参加していました。
いや〜とにかく充実していて、目から鱗の体験をした濃すぎる3ヶ月でした。
産みの苦しみをたくさん味わったけど、自分の大事にしてきたブランドがやっと見えてきた感じです。
ここからは、それを磨いていく時間。
ちびフェスプロデューサーとして、頑張るお店の方々のお役に立てるように精進して参ります。
私もフォローしているテリコさんのInstagramやFacebookは、特に個人事業主の方は、自分発信やブランドを見直すきっかけにもなるのでおすすめです。
(全然頼まれているわけでも何でもないです)
でね、今日はお店をされている方や、これからイベントを企画するという方に向けて
私が得意とする「巻き込み力」について書いていきたいと思います。
上手にお客様を、巻き込めていますか?
「巻き込まれた」をネガティブに捉えていた件
私は昔から、楽しいことは無意識に人を巻き込む癖がありました。
そんな私でも、(無意識過ぎて)常日頃から人を巻き込んでいたことに気づかず、何気ない一言で激しく反省した日が、1日だけありました。
3年前の雑貨屋を閉店した日のこと。
それはもう盛大なパーティーのように、お客様とお酒を楽しんでいました。
ほろ酔いの良い感じの時に、ある男性のお客様から言われた一言で、一気に酔いが覚めたのです。
それは
「ここ(店)に来ると、何かしら(私に)巻き込まれて、使われるんだよね」
と。
そ、そんなつもりなかった。。。
その方を使っているつもりはなかったし、
今までイベントの時はいつも手伝って下さったお客様だったから、
大変申し訳ないことをしたなーと。
泣きそうなくらい反省しました。
あー、私いつも誰かに頼って、やりたいことを実現してきたな、とも。しょんぼり。
まーね、
最初から、一人でできないのは承知の上で イベント設計してるしね。確信犯なんだけど(笑)
巻き込み力は、武器
でもね、その数分後、別の友人から言われた一言で、思い直しました。
「大丈夫。みんな巻き込まれたがっているんだから(笑) そうやって声かけてもらえるのが嬉しいんだよ。
じゃなきゃ、この店に何度も足運ばないよ」と。
そうだよねー、そうだよねー。
あーよかった!
とほっとしたのでした。
それからも、遠慮なく その男性のお客様には事あるごとに頼っています。
思い起こせば、私はいつも誰かを巻き込む「巻き込み癖」があった
そう、巻き込み癖。巻き込ミスト。
だって、みんなでやったほうがワクワクするし。
文化祭の準備みたいな感じで楽しいじゃん。
この巻き込み癖、自分発信で何かイベントや大きな仕事をしないといけない時、多分絶対必要なスキルだと思います。
一人でできることなんて、たかが知れているし。
より早く目的地に到達するためには、人を巻き込んで、動いてもらうことが大事だったりします。
巻き込むと言っても「人をただ使う」ということではなくって、得意なことは、得意な人に任せる、ということです。
巻き込み力を身につける方法
ビジョンを掲げる
私は、大きなイベントから、小さな規模のイベントまで、大体誰かにお手伝いをお願いします。
だって、一人じゃできなんだもん。
でね、この時大事にしているのは、
自分がこのイベントを通して、何を成し遂げたいかをしっかり伝えること。
それは、売り上げとか利益とかじゃなくって、熱い思い。みたいなもの。
なんなら暑苦しいくらい。
そこに共感してくれる方がいれば、集まってくれるし、集まらないときは、思いの伝え方がイマイチか、イベント自体が面白くないということ。
あとは、外から見ていると、お金の匂いがプンプンしそうなものには、大体集まっていない。
ま、私はプンプンと匂わせられるようなイベントは作れないけど(苦笑)
そういうイベントは、バイトちゃんをお願いすれば良いでしょって世間は思うしね(急に現実的)
個人的には、真面目に必死にビジョンを掲げるのも大事だけど、ビジョンの中には、
なんだか面白そう!ちょっと絡んで一緒に楽しみたい!
って思ってもらえるような内容と伝え方が大事かなって思います。
面白がって集まってもらうのが、一番空気が良い。
仕事を細分化する
特にイベント関係。
何にお手伝いが必要で、どんなことが得意な人に来て欲しいか。
自分が主催だったら、そこは明確にしないと、
お手伝いしてくれる人も、何をどうサポートして良いのか分からないですしね。
以前、私はこれでちょっと失敗しました。
とあるイベントで「お手伝いさん大募集」ってざっくり募集をかけたら
集まってくれた方がいて嬉しかったのですが。。。
運営のアレコレに口を出してくださり、運営のスピードが落ちてしまったこと。
それは、散々検討した上でこの形になったので。。。(ゴニョゴニョ)
その旨をお伝えし、ご機嫌を損なわないように丁寧に扱う扱う。という気遣いに時間と労力を費やしました。トホホ
当たり前なのですけどね。
どんなことをお手伝いして欲しいのか、細かく分解して決めておかないと、お互い気持ちよく進められない、ということです。
できない自分を認める
何かと全部自分でやってしまう人あるある。
- 時間をかけば、できなくはない
- ちょっと調べたら、できるはず
- 人に頼むのが手間だから、自分でやっちゃえ
て思うこと。
もーさ、それ、調べないと or 時間作らないとできないなら、できないって認めた方が楽です。
そこにもしプライドが邪魔するくらいなら、そのプライドは鼻くそレベル。
私は泣く子も黙るちゃっかりな性格なので、困ったら
「どうやってやったらいいか教えてー」から始まり
「えーーースゴーーーイ!お願いした方が早そう!お願いしてもい〜い〜!?」
って平気で言っちゃう。
文字にすると嫌なやつだな。
でも、そこには「できない」「苦手」を口に出すことに、恥もプライドもない。
なんなら、苦手を張り切って言っちゃう。声を大にして。
小さなことからお願いモードの練習
巻き込み力を上げるには、
いきなり大きなコトから人にお願いする!をスタートするのは おすすめしません。
特に巻き込み慣れしていない方は、
断られたり、人が集まらなかったりすると傷を負って、戻るのに時間かかっちゃうので(笑)
そんな時おすすめなのは、日々のちょっとしたシーンで練習を積み重ねることです。
例えば、電球を替えるとき、
脚立を持ってくれば自分でできることも、背の高い方が偶然来たら…
「電球届かなくって」とお願いしてみましょう(本当か?)
チラシを撒くのも、
自分だけでやろうとせず、とってもお得な情報だから!と言って、他店舗に置いてもらうとか、お客様にも協力してもらいましょう。
私なんてね「15分だけ!」と言って、娘を保育園に迎えに行く間、お客様に店番お願いしたこともありました。
あ、でもそれは、そういうのを喜んで引き受けてくれるお客様限定です。
結局はコミュニケーション力
じゃ、どんな人にお願いしてみるのが良いのか、って話です。
それはね、もう日々の観察とコミュニケーションで、相手の方が、どんな性格で、何が得意で、
お店にとって、自分がどんな存在でありたいと思っているのか。
を知ること。
直接何かをお願いする場合は、そういった一人一人の個性を見極めてお願いするのが大事。
自分の思いを伝えつつ、相手の思いも汲み取る。
難しいけれど、必要なことですね。
あとは、途中にも書いたように、
できないこと、協力して欲しいことを素直に伝える。
そのためには、自分がなぜそれをやりたいのか
こんなに楽しい企画だから、ぜひ一緒にやろ〜!とお誘いする。
そして、みんなで楽しむ。
最後に、巻き込まれてくれたことに、感謝を伝える。
言葉にすると簡単に聞こえるけれど、実際やってみると、上手くいかなくて反省することばかりなんですけどね。
日々試行錯誤して「巻き込み力」高めていきたいですね。
それでは。
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