次に、撮影OKのお店。
私、こう見えて気が小さいので、個人のお店に入ると「写真撮っても良いですか」って必ず聞きます。もちろん買い物を終えた後ね。
撮影NGは書いてあっても、撮影OKってあまり書いてあるお店、ないように思います。
多分それは、他のお客様に迷惑がかかる撮影をされたくない、とか、作品の権利問題なども関わってくるのかと思います。
あれは良くてこれはダメ。って一人一人対応しているのも、正直手間ですしね。。。
以前、私が経営していた雑貨店は、入り口に「店内撮影OKです」と掲げていました。
せっかく撮ってくださるなら、素敵に撮って欲しいから。
なんなら、店の雰囲気全体が入る場所とか、「こちらから撮ると逆光でいい感じに撮れますよ〜」なんて、スーパーお節介を焼いていたことも(苦笑)
一眼レフを持ってご来店くださる方も多かったです。
ある日、おしゃれな若い男性3人がご来店。話を聞けば、自費でタウン誌を作ろうとしているとかで。
いつもの調子で「素敵に撮ってくださいね〜」って軽く言っていたら、なんと私を撮影してくださると。
「私はいいですよ〜」って言ったものの、お話を伺うと、
今は部品でさえもなかなか手に入らないという、貴重なフィルムの一眼レフを、タウン誌の撮影用とは別で(趣味で)お持ちなようで、そちらで撮影してくださるっていうのです。
フィルムカメラといえば、現像だって大変なのに。
私のためにシャッター切っていただくなんてぇ〜〜💦とんでもない!って思ったけど、すでに撮ってもらう気満々なヒト(笑) この辺かなかーとか言って、ポジション決めていました。
そして後日、現像した写真をお持ちくださったのです。
化粧もハゲハゲな夏の午後の写真でしたが。何だかとっても嬉しかったです。この写真はずっと大事に保管してあります。
今は、インスタのお写真なんかも、すっごく素敵に撮ってupしてくださる方も多いですしね。そういうお客様が、自分の店をタグ付けなんぞしてくれたら、もう嬉しい限りです。
ということで、撮影OKを掲げていると良いことたくさんあったよ!という話でした。
店舗が撮影NGにする理由の一つに「盗作」の懸念もあるかと思います。
私の雑貨店は、ハンドメイド作家さんの作品も取り扱っていました。
ある日、女性2人でご来店して、私の見えない(と思っている)場所で、作品をめっちゃ細かく撮影している方がいました。
「あーこうやって作っているんだね、これなら作れると思う」と会話しながら。
(何という人たちだ。。。)
と思ったけれど、私はそういうの全然気にしませんでした。
だって、私が選んだ作品には、自信があって、そこにはストーリーがちゃんとあって、絶対にこのクオリティでマネなんて出来ないから。
表面だけマネた盗作には、価値なしです(ピシッ)
って話はズレてしまいましたが、そのお客様には、やんわり笑顔で、直訳すると「ヤレルモノナラヤッテミロ」的な内容をオブラートに包んでお伝えしました。
こういう面倒なこともありますからね、店内撮影に関しては、最近は勝手にどうぞ的な空気になっているようにも思います。
でもね、この3つさえお伝えすれば、きっとお互い気持ちが良い思うのです。
1. 撮るなら、素敵に撮って!!
2. 他のお客様のことも考えてね!
3. 素敵に撮れた写真はシェアしてね(インスタのタグ付けウェルカム的な)
お客様を味方につけて、そんな会話をしつつ、楽しく営業したいですね。きっと良いことたくさんあります。
写真撮影に関する画像を作ったので、もしよろしければお使いくださいね。
それでは今日もお読みいただきありがとうございました。
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