こんにちは。
ちびフェスプロデューサーのさとうゆきです。
頑張る小さなお店のオーナーさんを応援したく、寄り添い系のブログを書いています。
師走ですね。何だか せかせかしてる空気感。何かに追われているようで、よく考えてみると特に追われていない今日この頃です。元気です。
私ね、お客様や友人から頼まれゴトをされる時、よく言われる言葉
「いつもでいいから〜」
言われません？この一言。そして忙しい時って、この一言にすごく救われます。
でもねーでもねー。これって、つい相手に甘えてしまうけれど、そんな時こそ自分に厳しくしなきゃな！と思ったので(当たり前なんだけど) 宣言込めて書きます。
思いやりには応えよう
以前、私はアクセサリーの修理を受けていました。雑貨屋を始めたきっかけも、アクセサリー作家として活動していたこともあって。
ある日、確か60代のお客様(以降マダム)からネックレスの修理(リメイク？)依頼がありました。
お母様の遺品整理をしていたらパールのネックレスが出てきて、デザイン的にも使わないので、短くして金具なども使いやすく、リメイクして欲しいと。
パッと見たところ、そのネックレスはかなり年季が入っていて。。。中の糸も汚れとカビのようなもので抜くのも大変そう。
洗浄の必要もあったし、金具も、中の糸も耐久性のあるものを取り寄せなきゃで。要は、ちょっと面倒な案件、、、でした。
そんな私を見てか、マダムから→
「すぐに使う予定もないし、いいのいいの。ゆっくりで。いつでもいいわ」と。ひとまずお預かりしました。
その後、私も目の前に仕事に追われ、そしてマダムからの「いつでもいいよ」の一言に安心してしまい、つい後回しになっていました。
と言うか、ちょっと忘れていたという(最低)
そしたらねー、そのマダム、１週間後に来店したのですよ。「できた？」と。(😱)
完全に忘れていたし、１週間たったのに何も手をつけていない。パーツも取り寄せていない状態。。。ハッとしました。
それでもねー、根性腐っている私は内心「いつでもいいって言ったじゃん。。。」と思っていました。
その後もマダムは数日おきに来店。出来あがったら連絡します！と言ってあったのに、「通りかかったから〜」とちょくちょく顔を出してくれました。
「いつでも良いって言ったのに」が私の心から離れない。ちょっと急かされている気分。なんなら若干イラッとも。
そんな心の状態なのでね、急ぎの仕事が入ると修理は後回し。急いでないし、と言い訳しながら。
そして数日後。。。
ネックレスの修理(リメイク)が終わりました。早速マダムがご来店し、完成したネックレスをお渡しした時、まさかの。。。。
目をウルウルさせて喜んでくださりました。
(私)「え？？」😲
お話を伺うと、ここ数ヶ月、お母様の遺品整理で色んな思いと向き合ったとのこと。
高価なものではないけれど、お母様のものを持っていたいと思ったうちの一つが、このパールのネックレス。
だから、それを持つことで、気持ちの整理が少しづつ ついていく気がします。と話されました。
(T ^ T)
あーーーーー神様ーーーーーー
勝手に「急かされている」と、イラッとした不甲斐ない自分をお許しください。。。って思いましたね。
数日後。
マダムがおめかしをしてご来店。お友達とランチに行くの〜！と。
普段アクセサリーはあまりしないと仰っていましたが、パールのネックレスを嬉しそうに着けていました。
私ねー、このマダムの「いつでもいい」に甘えて、完全に後回しにしたこと、すごく反省しました。
この「いつでもいい」は、マダムとってみたら、期日がせまっているわけではないという意味で、重要ではないという意味ではない（緊急性はないけれど重要なこと）
「いつでもいいから〜」は、私に対する優しさというか、思いやりでしかなかったのですよね。
忙しそうだから、もし先に取り掛からなきゃいけない仕事があったら、そちらが済んでからでいいよ。という意味なんですよね（多分）
後回しのツケ
ものごとって、後回しにすると何が起こると思いますか？
私はねーーー自信満々で言い切れます。
忘れる👍
だって人間だもの。
でもね、「いつでもいいよ」は、「忘れていいよ」ではない(当たり前)
これをものの見事に忘れてしまった場合、何が起こるかというと。。。。
お客様ががっかりする
↓
信用を失う
↓
お客様は離れていく
あーーーーーー怖い怖い😱
後回しのツケは、自分の周りから人がいなくなってしまうという結末です。
逆にスピーディーに対応した場合
「いつもでいいよ」と思いやりで言ってくださったお客様からの要件を、スピーディーに対応した場合。
私を優先してくれた(誰だって自分を一番に考えている
↓
嬉しい💓
↓
この人好き💓💓
↓
またお願いしよう
↓
リピーター街道まっしぐら✨
ってなるはず。
まれに「相当暇だったんだな」と思う人もいるかもしれません。でもいいのいいの。
早く対応して、お客様に怒られることなんてないからね。
どうしても手が離せない時は
そうは言ってもね。本当に忙しくって、ちょっと今すぐはムリ、、、って時もありますよね。
そんな時は。
- いつからそのご依頼にとりかかれるか
- 納期はざっくりどのくらいになるか
- 完了したらどうするか（TELするとか）
- 自分なりに忘れない方法をシステム化する
お客様には1〜3をお伝えします。
なんて偉そう言ってますが💦 私、まだまだ出来ていません。何なら、昨日受けたご依頼に納期お伝えしていなかったのを今思い出しました。
だってぇ「急いでないから〜」って言ってくれたし。。。
後でメールしておこう
とまーね、当たり前のことだけれども、分かってはいても出来ていないことってありますよね。
日々精進です。
まとめ
お客様からの「いつもでいいから〜」という一言をいただいた時。
この方なら待ってくれるだろうから、後でいっか！と、甘えた自分の声が聞こえてきたら、喝をいれましょう。
忙しそう、とお客様に気を使わせている場合ではないのです。
まずは、お客様からの思いやりにありがとうを伝えて、そんな優しいお客さまこそ大事にしていきたいものですね。
うん。忘れないようにしよう。
それでは今日もお読みいただきありがとうございました。
さ、メールだ。
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